定年後のセカンドライフとして「シニア起業」を選ぶ方が増えています。
長年の経験や人脈を活かして、従業員を抱えず小さくビジネスを始める。時間に縛られすぎず、無理のない範囲で収入を得られるのは大きな魅力です。
しかし、その一方で多くのシニア起業家がつまずくのが「お金の管理=経理」です。
「売上があればなんとかなるだろう」と思っていたら、気づけば帳簿がぐちゃぐちゃ。税金の申告時期に慌てる…というケースは少なくありません。
この記事では、シニア起業家が知らないと損をしてしま
う「お金管理のコツ」をわかりやすく解説します。
シニア起業家がお金の管理で失敗しやすい理由
1.経理の経験がない
会社員時代は経理部門が担当していたため、自分で帳簿をつけたことがない人がほとんどです。領収書の整理方法や経費の範囲など、基本から迷うことになります。
2.経費をかけないように自分で全部やろうとする
「規模が小さいから自分でやればいい」と思いがちですが、実は逆に損をしているケースが多くあります。
- 経費にできるものを見落としている
- 制度改正に対応できず不利な申告をしてしまう
など、結果的に税金を余分に払ってしまうこともあります。
3.年金受給と事業収入の割合がわからず損をしてしまう
事業収入と年金の組み合わせ方を知らないと、思わぬ損をする可能性があります。
- 在職老齢年金の調整で年金が減る
- 収入増で国民健康保険料・介護保険料が高くなる
- 年金の控除が減り、税金が増える
- 配偶者の扶養から外れて社会保険料を負担することになる
4.経理に時間を取られてしまう
シニア起業の魅力は「無理なく働けること」。
それなのに帳簿付けで時間を奪われては、本末転倒です。
知らないと損する「お金管理のコツ」
コツ1:年金とのバランスを考える
事業収入によって年金額や社会保険料が変わることがあります。
「せっかく稼いだのに、手取りが減った」という事態を避けるためにも、 必要に応じて専門家に相談しましょう。
コツ2:生活費と事業費を分ける
シニア起業では、事業規模が小さいため「クレジットカードは一枚でいい」と生活費と同じものを使ってしまいがちです。
しかし、生活費と事業のお金が同じ明細に入っていると、後から経費か私費か判断できなくなります。
例えば、外食代ひとつ取っても、
- 友人との食事 → 生活費
- 取引先との打ち合わせ → 経費
と分けて考える必要があります。
事業専用カードを1枚用意しておけば、記帳がスムーズになり、管理もラクになります。
コツ3:経理はプロに任せる
定年後の起業は、限られた時間とエネルギーを「好きなこと」「やりたいこと」に注ぎたいもの。
そのためには、経理を自分で抱え込まず、プロに任せるのが合理的な選択です。
プロに任せるメリット
- 節税のポイントを逃さない
- 制度改正に対応できる
- 書類作成ミスによる罰則リスクを減らせる
- 自分の時間を有効に使える
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